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病棟のご案内

障害者施設等一般病棟 【2階病棟(50床)】

 重度の障害、意識障害、神経難病、肢体不自由等の患者さんに安心できる療養環境を提供する病棟です。 ご自宅に帰る前にもう少しリハビリが必要な方や、介護施設へ入所するため介護保険申請をしている間、もう少し入院が必要な方等に利用頂けます。
 比較的中~長期入院、1~2か月程度を目途でご入院される患者さんが多く、リハビリスタッフをはじめ看護師、薬剤師、ソーシャルワーカー、管理栄養士等と連携し、患者さん・ご家族が、 安心、安楽な生活を送って頂けるようなケアを提供しています。


病棟の特長

  1. 法人内を含めた周辺地域の急性期病院との緊密な連携
    当院では、主に急性期病院から比較的安定した慢性期疾患の患者さんが多く転院・入院されています。ご入院時には必ず医師(主治医)・看護師・相談員と患者さん・ご家族との面談を実施しています。



  2. 多職種との連携を取りながらの入院生活のサポート
    医師(主治医)・看護師・療法士・相談員等による担当患者カンファレンスを定期的に実施し、患者さんをサポートいたします。又、入院2週間程度を目安にご家族と担当スタッフとのカンファレンス(意見交換)を行ない、日常生活の様子やリハビリ状況を伝え、ご家族の思いの再確認の場を設けています。



  3. 退院支援等の勉強会の実施
    退院支援研修に参加した看護師が中心となり、退院支援における看護の役割等の勉強会を開催しています。ご自宅へ退院された後のケアとして退院後訪問指導も実施しています。
    退院後訪問指導のご案内」のページはこちらから


排尿自立支援への取組みについて

排尿ケアチームとは

当院では、排尿に関する知識・ケアを向上することで尿道カテーテルを早期に抜去し、尿路感染を防止するとともに、排尿を自立に導き患者さんのQOL向上を目指します。多職種での包括的排尿ケアを行うために、2020年12月より、「排尿ケアチーム」を立ち上げ活動を開始しています。

メンバー紹介・役割


対象患者
「排尿自立指導料」の算定対象は、尿道カテーテル留置患者ですが、下部尿路機能に問題が生じている場合、尿道カテーテル留置の有無にかかわらず、ケア介入をしています。


下部尿路機能障害とは
尿閉・排尿困難(残尿量100ml以上)・尿失禁・重度の頻尿(1日15回以上) のいずれかの症状を指します。


活動内容
病棟看護師が下部尿路機能障害の有無について評価をします。問題が生じている患者がいる場合に排尿ケアチームへ連絡があり、チーム内で下部尿路機能についてアセスメントを行い、包括的排尿ケア計画を立案します。ケア計画をもとに病棟で実践し、排尿状態について評価を行います。


チーム回診:月1回
チームミーティング:1週間毎に開催し、チーム活動についての情報共有を行っています。
勉強会の開催:年1回、排尿ケアに関する勉強会を院内に向けて開催しています。


病棟担当看護師より
排尿ケアチームは2020年12月から活動を開始したばかりですが、チーム活動を軸に積極的に患者さんの排尿自立度やQOLの変化を把握し取り組んでいます。排尿ケアを通して排尿に関する悩みや困っている方に寄り添ったケア・個々に合った選択肢が提供できるように努めていきます。又、排尿自立指導を通してスタッフの排尿ケアへの意識改革を図りながら、適切な排尿ケア推進に繋げていきたいと思います。お気軽にご相談ください。


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