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白井 久也 プロフィール

◆略歴
1985年
1993年
1993年
1995年
1998年
1999年
−2010年

2010年 5月
大阪医科大学卒業 同大学 整形外科入局
大阪医科大学大学院 修了
大阪医科大学形成外科学 研修
大阪医科大学整形外科 助手(手の外科班)
医学博士取得
大阪医科大学整形外科 講師
 手の外科班チーフ、骨延長班チーフ
 2001年 米国West Virginia大学留学 前腕回旋運動の研究
美杉会佐藤病院 整形外科部長
 大阪医科大学整形外科 非常勤講師(月曜・木曜外来担当)


◆資格・役職
1992年
1994年
1995年
2000年


2002年

2005年
2007年


2008年
日本整形外科学会 専門医
日本リハビリテーション医学会 臨床認定医
日本整形外科学会 スポーツ医
日本創外固定・骨延長学会 幹事
日本イリザロフ法研究会 世話人
近畿手の外科症例検討会 世話人
中部日本整形外科学会災害外科学会 評議員
日本手の外科学会 評議員(代議員)
中部日本手の外科研究会 運営委員
日本整形外科学会 リウマチ医
日本手の外科学会 手外科専門医
日本肘関節学会 評議員
日本リハビリテーション医学会 専門医


◆ご挨拶 2010年7月吉日
 20105月から佐藤病院の整形外科に着任しました白井久也と申します。大阪医科大学整形外科学教室 木下光雄教授のご高配により佐藤病院に異動いたしました。私は小学生から大学卒業まで枚方市の香里園で育ったこともあり、実家に近い当院での勤務をうれしく思っています。当院は佐藤眞杉理事長の的確な指導力と活力のあるスタッフの努力により、1979年の開院以来、飛躍的に発展し地域の中核病院となりました。理事長挨拶にありますように、当院は質の高い医療を、安全に素早く提供することをモットーとしています。佐藤病院整形外科は大阪医科大学の関連病院として、私は1992年から当院での診療に携わってきました。安全に素早く医療を提供できる当院のシステムの画期性には民間病院ならではの良さを長く実感してきました。
 私は大阪医科大学前教授の阿部宗昭先生に手の外科のご指導を長きに承り、また日本で最初に導入された骨延長のご指導も受け、この20年間の大学病院勤務では手の外科、骨延長を主に担当してきました。整形外科は形成外科分野と重なる側面があり、大阪医科大形成外科初代教授 故田島
定夫先生、現教授上田晃一先生には形成外科の基本とマイクロサージャリーのご指導を受けました。
 当院は救急も受け入れる民間病院であり、専門分野の他に整形外科全般としての地域医療が基本となります。整形外科専門医として全ての外傷、疾患に対応いたしますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます。


◆手の外科について

 手の外科は前腕から手指に至る外傷、疾患を取り扱います。2010年日本手の外科学会は般社団法人となり日本手外科学会(手の、がなくなりました)と改められ、広告のできる専門医、標榜科としての手外科が可能になろうとしています。
 手外科の守備範囲は広く、バイク事故後に多い頚部での腕神経叢損傷、肘関節部の神経障害である肘部管症候群、下肢における重度外傷で皮弁や血管、神経縫合を要するものは手外科医が担当することが多いため、肩、肘、下肢を含めて四肢全体を治療します。

 下記の疾患,外傷を専門としていますのでどうぞご相談下さい


胸郭出口症候群
 鎖骨レベルで神経と血管が圧迫され,手指がしびれる疾患


変形性肘関節症
 外傷や加齢的変形が原因で肘関節痛や可動域制限を生じる疾患

 障害が強い場合は手術が行われます


野球肘
 少年野球選手に多い肘関節疾患
 大部分は保存療法で改善します


肘外側上顆炎
 フライパンなどを持つと肘の外側が痛くなる疾患(別名,テニス肘)
 
局所注射や専用のサポータ固定が有効です

前腕回旋障害
 骨折後や先天性の変形で手のひらを上下に返しにくい障害

 先進的な手術療法を行っています

TFCC損傷
 手首の捻挫後に痛みが続く場合、TFCCという三角線維軟骨複合体の損
 傷が生じていることがあります

 MRIと関節鏡による精密検査を行います


リウマチの手
 関節リウマチにより変形した手指の機能の回復を目指します

 滑膜切除術,関節形成術などが行われます

上腕、肘、手部の骨折
 特に、高齢者の転倒時に生じる手首の骨折(橈骨遠位端骨折)は急増して
 います
 橈骨遠位端骨折には、ギプス固定または手術療法が行われます

手部の腱、神経損傷
 手部の腱縫合は術後に癒着を生じやすいため専門性が求められます
 また、作業療法士による綿密なリハビリも必要となります
 細い神経の断裂にはルーペや顕微鏡を用いて縫合します

手根管症候群
 手首の部位で正中神経が圧迫され,指のしびれを生じる疾患

 大変、多い疾患であり、手根管へのブロック注射が無効な時、手術が行わ
 れます
 当院では小侵襲の方法として内視鏡による手根管開放術も行っています


指の変形性関節症
 ヘバーデン結節といわれ,指の第1関節が腫れて痛くなる疾患

 当院ではテーピング療法を指導しています


指のばね指
 屈筋腱の腱鞘炎による障害で多くの方に生じます.局所注射が第選択に
 なりますが、再発例では10分程度で済む日帰り手術を行います

手部の軟部腫瘤
 多くはガングリオンと呼ばれる良性の腫瘤です


指の拘縮(固く動きにくい状態):
 骨折や腱損傷後に生じることがあり,装具療法が行われます
 改善のない場合は専門性を要する手術が行われます


◆骨延長(脚延長)について

 下肢の外傷や先天的な原因で一側の下肢が短くなったものを創外固定器という体外につける器具を用いて、下肢を一日1mm程度のゆっくりとした速度で下肢を徐々に延長します。ロシアのイリザロフ先生が開発された方法で、自分の骨の再生能力を引き出す画期的な方法で仮骨延長法とも呼ばれます。この方法を用いますと、足りない骨を補うために骨盤やよい方の下肢から骨を採取して移植する必要がなくなります。
 仮骨延長術を応用すると従来の治療では治らなかった難治性骨折を骨癒合させる比率が格段に向上しました。また、感染にも有効で骨髄炎の治療にも威力を発揮します。その他、下肢や上肢で弯曲した変形を矯正するためにも用いられます。すばらしい治療法ですが、合併症も多くあるため担当医から十分治療の説明を受ける必要があります。

 大阪医科大学での豊富な経験を導入し、佐藤病院でも骨延長術が可能となりました。
上肢、下肢の開放骨折、骨髄炎、難治性骨折、変形癒合の患者さまはご相談ください。



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