診療科・各部署紹介
消化器内科診療科紹介 消化器全般(消化管、肝・胆・膵など)の診療を行っています。消化管内視鏡検査では高画質・高性能の電子内視鏡システム2台を用い、日本消化器病学会専門医・日本消化器内視鏡学会専門医を含む7名の医師と内視鏡技師3名を含むスタッフが対応します。狭帯域光観察装置や拡大内視鏡ファイバースコープ(後述)といった新しい機器も備え、正確な診断を心がけています。また、経鼻(細径)内視鏡検査(後述)も可能で、内視鏡検査が初めての患者さんでもできる
限り苦痛のない検査を心がけています。特に不安感が強い方、毎回苦しい思いをするという方には静脈麻酔下での検査も可能ですので、お気軽にお申し出下さい。安全面には特に力を入れており、内視鏡の洗浄は高水準超音波洗浄機3台を用い、一検査ごとにマニュアルを遵守して洗浄・消毒・殺菌を行っています。診療時間内の緊急の検査・治療は勿論のこと、夜間や休日の急患にも常勤・非常勤医師と内視鏡看護師が輪番呼び出し制で対応しています。 消化器検査担当表
※平成23年5月現在 医師紹介【常 勤】
【非常勤】 ※50音順
特徴![]()
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ト留置術、経皮経肝胆嚢・胆道ドレナージ術などは外科と連絡を取り合って行います。手術適応の患者さんに対する対応も外科との連携でスピーディーです。早期消化管癌などに対する内視鏡的食道・胃・大腸粘膜切除術も随時行っております。2007年度より、早期癌を一括して切除できる粘膜切開剥離術も行っています。さらに、消化性潰瘍の原因となるヘリコバクター・ピロリ菌に対する除菌療法も随時外来にて行っています。この菌は慢性胃炎や胃リンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病などの原因となることも知られており、胃癌の発症にも関与していることが分かってきています。潰瘍性大腸炎には内服・点滴治療に加えて血液中の悪玉白血球を除去する白血球除去療法も行っています。また、最近では消化管を使った栄養補給が中心静脈栄養(高カロリー輸液)に比べて優れていることが証明されています。口から食べることができない患者さんを在宅や施設で介護される際に比較的管理しやすく、患者さんのQOL(生活の質)も保てる「胃ろう」も内視鏡を用いた小手術で作ることができます。消化管内視鏡治療件数の推移は上のグラフ(グラフ2)の通りです。 また、腹部超音波検査は消化器科の医師および検査科の技師が分担して行っています。原発性肝癌や転移性肝悪性腫瘍に対する治療として経皮経肝肝腫瘍ラジオ波焼灼術・エタノール注入療法を行っています。特に早期のものでは治癒率も高く、手術に比べて侵襲が少ないのが利点です。肝臓や全身の状態が悪くて手術ができない患者さんにも適応があります。進行した肝臓癌には選択的肝動脈塞栓術で腫瘍を栄養する血管を詰めて腫瘍を破壊します。また、慢性肝炎や肝硬変の治療も積極的に行っています。特に、C型慢性肝炎は週一回投与タイプのインターフェロンの登場により治癒率が向上しました。最も治癒しにくいTa型・高ウイルス量の患者さんでは5%以下だった治癒率がここ数年間で40%以上に増えています。最近では治療開始1ヶ月後で著効するかどうかの予測がつくようになってきています。治療の副作用も軽減されており、70歳ぐらいの患者さんにも使えるようになりました。以前に効果がなかった方も試してみる価値はあると思います。また、B型肝炎に対する核酸アナログ製剤(内服)療法とともに、府からの経済的な助成も受けやすくなっております。お気軽にご相談いただければ幸いです。
経鼻内視鏡検査![]()
これは直径5.5mmと鉛筆よりも少し細い内視鏡です。鼻から挿入するのでのどの奥に当たる感じは少なく、嘔吐反射も起こりにくいのです。検査中は会話も可能で、身体に対する負担も少ないことが知られています。「胃カメラは苦しい検査だ」と思って敬遠しておられる方におすすめします。 狭帯域光観察 ( NBI:Narrow Band Imaging) と拡大内視鏡検査![]() ごく早期のがんは、肉眼的には正常組織とほとんど見分けがつきません。しかし、顕微鏡で観察すれば様々な違いがあります。中でも特徴的なのは「血管の違い」です。がんは異常に成長が速いので、大量の栄養を必要とします。栄養を得るために血管を異常な速さで構築します。これらの血管は「腫瘍血管」と呼ばれ、正常の血管に比べて密集し拡張・蛇行しています。この腫瘍血管が同定できればがんは見つけられます。しかし、これらは太さ約数10μmの毛細血管です。通常の白色光観察ではいくら目を凝らして見ても限界があります。
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