外来診療担当表
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各部署紹介

看護部 薬剤部 放射線部 検査部
リハビリテーション部 透析室 栄養部 地域医療連携室
医事課 コンシェルジュ室    
平成30年4月更新

リハビリテーション部

 男山病院では急性期から回復期、そして維持期(生活期)に至るまでの、リハビリテーションを必要とする地域の皆さんを支える体制を整えています。
 美杉会グループのリハビリテーション部門は、私たち男山病院の他に、急性期を担う佐藤病院、みのやま病院(一般病棟、通所リハビリテーション)、そして2か所の介護老人保健施設(美杉、美樟苑)、佐藤医院通所リハビリテーション、訪問リハビリテーション(まきの、男山)、特別養護老人ホーム(2015年6月より美郷に常勤理学療法士が配置)があります。総勢約120名のスタッフと共に、地域にお住いの皆様を支えて行くことが、私たちリハビリテーション部の役割と考えています。


診療体制・施設基準・人員など(平成30年4月現在)

〔診療時間〕    〔施設基準〕
午前診 午後診
外来(予約制)
入院 入院
9:00~12:00 13:00~17:15
 回復期リハビリテーションⅠ
 脳血管リハビリテーションⅠ
 運動器リハビリテーションⅠ
 呼吸器リハビリテーションⅠ 
 廃用症候群リハビリテーションⅠ
 がんリハビリテーション

〔人員〕
職種 人員数
理学療法士
(PT)
23名
作業療法士
(OT)
11名
言語聴覚士
(ST)
5名


理学療法科

 当院理学療法科では、骨折などの整形外科疾患や、脳梗塞・脳出血などの脳血管疾患、内科疾患、呼吸器疾患、術後外科疾患、がん等のリハビリテーションを急性期から開始します。 理学療法士(PT)は、基本動作と呼ばれる、寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩行などの日常生活を行ううえで基本となる動作の改善を目的に介入し、日常生活の自立をサポートする専門家です。医学的・社会的視点から身体能力や生活環境等を評価することで目標設定を行い、それぞれの状況に応じた問題点を抽出していきます。目標をもとに抽出された問題点に対して個別のプログラムを作成し、関節可動域訓練や筋力増強訓練などの機能訓練、日常生活に直結した直接的な動作訓練を行うことで、退院に向けてのリハビリテーションを進めてゆきます。また当院では、社会福祉士やケアマネージャーと連携をとり退院後も通所リハビリ、地域の介護施設の利用など、患者さんを包括的に支援しています。




作業療法科

 作業療法科では、身体障害をともなった患者さんのニーズに合わせた日常生活動作、職業前動作、趣味活動など様々な作業活動を通じて「こころ」と「からだ」をサポートしています。具体的には、患者さんの上肢機能回復訓練および食事動作や、排泄動作などの日常生活動作訓練を中心に行っています。また症状に合わせて、手の機能を回復するスプリント装具(※1)や生活を送りやすくするための自助具(※2)を製作・選定し、必要に応じて利き手交換訓練を行います。また、失認・失行などの高次脳機能訓練なども行っています。
 リハビリテーション室の設備には、自宅での生活を想定し調理訓練に必要な冷蔵庫、高さ調節が可能なIHコンロ等を備えています。 また、訓練浴槽や洗濯機等もあり様々な活動を通して、退院後の生活に不安が少なくなるように努めています。さらに介護保険等を利用した住宅改修後の模擬体験ができるよう、入浴用の福祉用具も多種取り揃えています。さらに、木工や編み物などの道具も揃えており、趣味活動が再開できるよう支援しています。このように、作業療法士はあらたな生活の第一歩に向けて患者さんと家族と共に考えていきたいと思います。


(※1) スプリント装具
 スプリント装具とは、痛みや炎症が起きている部位を安静に保つための固定、リウマチなどによる関節変形の予防、骨折部位や術後の軟部組織の保護、麻痺で弛緩した筋の代用など様々な用途に合わせて使用される装具です。


(※2) 自助具
 自助具とは、身体の不自由な人が日常の生活動作をより便利に、より容易に行えるように工夫された道具です。



言語聴覚科

 言語聴覚療法とは、脳梗塞・脳出血などの脳血管疾患や頭部外傷、パーキンソン病・脊髄小脳変性症などの神経変性疾患などで引き起こされた、言語・音声障害、高次脳機能障害、嚥下障害を対象に、評価、検査、訓練、指導などを行います。
 当院では、成人の方を中心に外来・入院にて実施しております。
 (外来では嚥下障害の訓練はしておりません)


●対象障害

【失語症】
≪症状≫
 言葉が出てこない、話し言葉が理解できない、文字を書けない、
文字を読めないと「話す・聴く・書く・読む」で障害される症状です。

≪訓練内容≫
 失語症検査を実施した上で、
個々の能力に合った訓練プログラムを立てます。

 ①聴覚的理解訓練
 ・絵カードを複数枚並べ、その中から聴いた単語の絵カードを選ぶ
 ・単語文字カードを複数枚並べ、その中から、聴いた説明文に合った文字カードを選ぶ 等

 ②読解訓練
 ・複数ある絵と文字を結び付ける 等


 ③表出訓練
 ・呼称(絵カードを見て、名前を言う)をする
 ・動作説明(絵カードを見て、短文で答える)をする
 ・音読をする 等


 ④書字訓練
 ・書称(絵カードを見て、名前を書く)をする
 ・漢字を仮名に変える ・仮名を漢字に変える 等


【構音・音声障害】
≪症状≫
 呂律が回らない、発音が不明瞭、声が小さい、嗄声(かすれ声) 等
になり、自分の発話が相手に聞き取りにくくなる症状です。

≪訓練内容≫
 口腔機能評価や構音検査等を行った上で、
個々の能力に合った訓練プログラムを立てます。
 ・口腔運動(口唇や舌の運動)
 ・構音運動(苦手な音の練習)
 ・呼吸運動(呼吸法の練習)
 ・発声練習(発声法の練習) 等


【嚥下障害】(入院のみの対応になります)
≪症状≫
 飲み込みに時間がかかる、口の中に食物の残渣が多い、よだれが多い、飲食時にムセる等、食べたり、飲んだりするのがしにくくなる症状です。





回復期病棟

 回復期リハビリテーション病棟では、機能回復期の患者さんが一日も早く社会復帰、自宅復帰できるように、集中的なリハビリテーションを提供する体制を整えています。医師、看護師、医療ソーシャルワーカー、介護福祉士、PT、OT、STなど多くの専門職がチームを組み、入院生活全般を通して機能回復を支援しています。   

 



緩和ケア病棟

 男山病院には25床の緩和ケア病棟があります。緩和ケアとは、心や体の苦痛をお薬や看護で和らげるケアのことを言いますが、そのための手法の一つとして緩和ケアリハビリテーション(以下リハビリ)があります。
 当院の緩和ケア病棟では一般病棟と同様に医師の指示に基づいてリハビリを受ける事ができます。リハビリというと、怪我や病気等によって失った機能の回復のための厳しい練習、というイメージがあるかもしれませんが、緩和ケアでのリハビリは筋力維持やリラクゼーション等による痛みの緩和や身体の機能の維持を目的としており、最期までその人らしく生きるためのお手伝いをしています。
 現在、緩和ケア病棟では、週四回程度のリハビリを受ける事ができます。緩和ケア病棟にも「歩きたい」「車椅子に乗りたい」と希望される患者さんが多く、とても喜んで頂いています。今後も患者さんのご希望に沿って有意義な時間を提供できるよう努めていきます。



通所リハビリテーション(デイ・ケア)

 平成26年4月より病院内に通所リハビリ(デイ・ケア)が開設されました。平成24年11月に開始した回復期リハビリテーション病棟に続いて、維持期リハビリテーションを提供する通所リハビリの開設により、地域の方々を支える体制を整えております。医療保険の外来リハビリとは異なり、通院するための身体の負担を自宅からの送迎によって軽減することができるのが特徴です。また朝から夕方まで滞在する昼食や入浴の付いたプランの他、短い時間で主にリハビリテーションだけを提供する2種類のプランがあります。介護保険の認定を受けた方は、男山病院内でケアプランにそった計画的なリハビリテーションを受けられるため、退院後のリハビリも大変便利になります。入院中に通所リハビリの様子を見学することもできます。さらに通所リハビリでは、理学療法や作業療法の提供だけでなく、自主トレーニングの指導も併せて行っております。なお男山病院外来でリハビリテーションを受けている要介護認定をお持ちの方は、一定の期限を超えた方から、介護保険下での通所リハビリへ移行することになりますので、担当ケアマネジャーまたは男山病院内の美杉会地域包括支援センター、居宅介護支援事業所までお早めにご相談ください。



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